KEIKOの「スウェーデン便り」0509

キットカタログ
キットの内容
スウェーデン便り2006 8月
スウェーデン便り2006 1月
スウェーデン便り9月
スウェーデン便り7月

今年、6月のある日、久々に、古くからの友人、マリアン・ルンドグレンを訪ねました。彼女は現在、新進のテキスタイルデザイナーとして活躍中で、ストックホルムの南、80kmの所にある村(?)に住んでいます。以前はストックホルムに住んでいた彼女ですが、子どものためにいい環境を求め、10年前、田舎に移りました。電車とバスを乗り継いでいくと、2時間近くかかる所ですが、湖の近くで、夏には、花が咲き乱れ、ウシや馬がのんびりと草を食んでいる様子が見られます。

ここに、彼女は、自宅兼アトリエを構えていますが、その建物は、昔小学校として使われていたという事です(でも、ホントに小さな村の学校という感じの建物)。テキスタイル関係の仕事をしている友人が多い私ですが、彼女たちの住まいを訪ねるのは私の一つの楽しみです。というのは、やはり住まいのあちこちにセンスの光ったインテリアを見ることができるからです。
マリアンのデザインを一言で表現するとすれば、シンプルで遊び心を感じさせるもの、という事になるでしょう。すっきりと美しい印象を与えるのが彼女の得意とするところです。

彼女のデザインしたものは、主にベビー服や子ども服、インテリア関係の小物にプリントされていますが、その中で一番人気のあるのは赤いテントウムシで、毎年夏には、たくさんの日本人ツーリストが買っていくそうです。

また、王冠のプリントのTシャツは、ストックホルムの王宮博物館のスタッフたちもユニフォームとして着用しています。そんな、彼女の商品が、アトリエの大きなテーブルの上にわんさかとのっていました。私がお邪魔した日の2,3日前、フランスから大量注文が入ったとの事で、朝から何時間もひたすらプリントをしていると話していました。

キッチンの窓に、彼女のプリントしたトリのカーテンがかかっていたり、家のあちこちで彼女の商品が目につきましたが、商品化されていない彼女の手作りによるものもいくつか飾ってありました。中でも、いつもほほえましいく思うのは、彼女の娘がまだ小さかったころに描いた、家族の絵を刺繍したものです。

彼女は前から、「ちょっと手を加えるだけで、ただの絵以上のものになるでしょ」と言ってましたが、私もやろうやろう・・・と思っているうちにもう10年以上もたってしまい、いまさら・・・という感じです。また、古いものを大切にするというスウェーデン人は、アンティーク物が好きなのですが、キッチンのソファーには蚤の市で買ったというクッションがいくつか、なにげなく置いてあり、ナイス!
納屋には、毛糸がいっぱい、組み立てていない織機などがありました。「時間があったら、裂き織でマットなんかを織りたいのだけど・・・」と言う彼女。私も、(もう少し近ければ・・・)と、おもわず、ため息が出てしまいました。今年の6月に、テキスタイル仲間のアンナ(Anna Petermann)と共同で、ストックホルムにブティックをオープンし、益々忙しくなってきた彼女ですが、近いうちに日本のデパートでも彼女の商品を目にすることができるようになることを願っています。
 
  

KEIKOのプロフィール

KEIKO とニッセとは中学校からのお友達です。彼女は織物を学ぶためスウェーデンに留学し、その後スウェーデンで結婚しました。現在ストックホルムで雑貨の仕事、バラライカの演奏、銀のアクセサリー制作と忙しい毎日を送っている2児の素敵なママです。今回モニカさんの商品を日本に紹介するためにいろいろとお手伝いをしていただきました。KEIKOには今後スウエーデンの雑貨や、手工芸品を紹介してもらう予定をしています。